新学期スタート!車も人も横断歩道は慎重に

こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。日進自動車広報担当の松原です。

 8月も終盤となり、お子様やご近所の学校で新学期が始まった方も多いのではないでしょうか。子どもたちが、学校や保育園への登下校時やお友達と遊びに行く時に交通事故に遭うケースが多いと言われています。新学期が始まり、車にはくれぐれも気を付けるようにお子さんに再度念を押して注意をしていただきたいと思います。私自身は自分がドライバーとして走行する際、子どもが見える時は特に慎重に運転していますが、以前、お友達との会話に夢中になっていたのか、歩道から突然飛び出して来た子がいてヒヤリとしたことがありました。

 人間の集中力の持続時間に関する研究で、大人が集中力を持続できる時間は平均で50分程で、15分周期で集中力の高い波があるそうです。子供だと持続時間は15分程で、成長するにつれて集中できる時間が伸びていきます。ですので、普段は運転に集中しているドライバーでも、ふっと考え事をしていたり、脇見運転をしていて操作ミスをしてしまうこともあるのです。お子さんであれば尚更、考え事をしていたり、お友達と遊びながら歩いたりすれば、すぐ近くに車が迫っていることに気付くのが一瞬遅れてしまうかもしれません。

 弊社本店は見通しの良い市道に面していますが、ほんの数十メートル先にある信号機付きの横断歩道で、何度も事故が起こりかけたというお話を耳にしました。弊社側から横断歩道を渡ると保育園、斜め向かいにはコンビニエンスストアという立地なので、往来が比較的多いのですが、車道は黄色点滅信号で横断歩行者は押しボタン式信号を押して青になったら渡っています。

弊社本店前の市道。直線で見通しが良い
弊社東側の横断歩道。向かいには保育園とコンビニがあり横断歩道の利用者も多い

 弊社社員の子どもたちの中にも向かいの保育園に通う子が数名いましたが、朝の通園時と夕方のお迎えで横断歩道を渡ろうとした際、脇見運転をしていたのか、夕方時間帯の西進方向は西日がきついため信号を見落としたのか、赤信号で停まらない車に轢かれそうになったことが9年間の全通園期間で7回あったそうです。そのうち2回は猛スピードで信号無視をして突っ込んできた車。咄嗟に後ろに引かなければ即死だったかも…と怖い体験をしていました。

 車に命を預けるドライバーが慎重な運転を心掛けることは当然の責務ではありますが、歩行者も「車側から自分が見えている、停まってくれる」と過信せずに気を付けることが大切です。特に横断歩道を渡る際には、

  1、手を挙げて横断歩道を渡る意思を示す

  2、「右見て、左見て、もう一回右見て」渡る

 さらに、

  3、「道路を渡りきるまで右、左を見る」

を徹底していただけると、大事なお子さまの命と体を守る一助になると思います。

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