SDGsとは「Sustainable Development Goals」を略したもので、日本語では「持続可能な開発目標」と呼ぶ、国際社会共通の目標です。2015年9月に、150カ国を超える世界のリーダーが参加して開かれた「国連持続可能な開発サミット」で決められました。このサミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。2015年から2030年までの長期的な開発の指針で、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指しています。そのために2030年を達成期限として定められたのがSDGsで「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されています。
日進自動車の経営理念は「信頼と挑戦」。お客様から長期にわたり信頼を得られる企業であり続けるために、日進自動車では、小さくてもできることからSDGsに取り組み、持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。
1.環境への取り組み
環境に配慮した点検・整備、廃棄物の適正処理・削減、省エネ・省資源・リサイクルパーツ(ecoパーツ)利用推進、フロンガスの適正処理を行っています。最新の車検機器を導入し、消費電力を抑えます。
エコカー普及、低公害車の販売を推進し、人と自然が共存できる持続可能な社会の実現を目指します。
2.安心安全への取り組み
次世代車両や最新技術の知識習得を積極的に行い、整備資質向上に努めます。整備士のスキルアップをはかることで無駄を省き、労働時間の短縮化を目指します。
交通事故低減、死亡事故ゼロの社会を目指し、高品質の自動車整備の提供と、 低公害車の販売推進および、先進安全自動車等の安全なクルマの販売普及を進めます。
3.新しい取り組み
①経営革新計画
お客様サービスの向上および経営力の強化のため、日進自動車では中長期経営計画として、「コンピューター式車検システム導入によるロングドライブチェック商品化およびデジタル営業の推進」を定めました。
来年(令和5年)5月に弊社車検システムを刷新し、よりスピーディで正確な計測を可能とするコンピューター式車検システムを導入いたします。紙、手作業業務を電子化することで作業員の負荷を減らし、業務効率化を図ることで、お客様に付加価値の高いサービスをご提供します。
当経営計画は、令和4年8月18日に島根県から承認され、10月20日には経済産業省、中小企業庁主導の第11次ものづくり補助金にも採択されました。
②パートナーシップ構築宣言
大企業と中小企業が共に成長し、取引先との共存共栄の関係を築くために、下請事業者に対する取引条件のしわ寄せ等を防止し、サプライチェーン全体の取引の適正化と価値創造を図る事業者様との新たな企業間の連携を宣言しています。
④一般事業主行動計画
女性活躍推進法および次世代育成支援対策推進法に基づき、企業が従業員の仕事と子育て、もしくは仕事と介護の両立を図るための雇用環境の整備や、子育てや介護をしていない従業員も含めた多様な労働条件の整備に取り組み、社員が働きやすい職場作りを進めます。
また人材教育・育成のため、適切な能力開発、教育訓練の機会を社員に提供します。未経験者も積極的に採用し、職務や役割、経験に応じた研修体系を整備し意欲的に働ける環境を提供していきます。