こんにちは!いつもご愛顧いただきありがとうございます。広報担当の松原です。
ここ数か月上昇を続けるガソリン価格。家計にも大きな負担になっていますよね。真夏の車移動はエアコンが手放せませんし、夏はなんといってもレジャーシーズンで遠出を予定している方も多いのではないでしょうか。何とかガソリン代を抑えたい…と思い、どうしたら燃費がアップするのか、方法を調べてみました。
車は走行パターンによって燃料の消費量が異なります。最も燃料を消費するのは、発進時!走行全体の38%を占めています。
まずは走行パターン別にエコドライブの方法を見てみましょう。
①発進時
発進時はふんわりアクセル!最初の5秒で時速20キロが目安。少し緩やかに発進するだけで10%程度燃費が改善します。
②走行時
一定の速度を保つことにより燃費は向上します。無理な追越し、急激な加速は燃費が悪くなるので、無駄な加速をしないよう先の状況を見て運転しましょう。
③減速時
減速は早めのアクセルオフ!エンジンブレーキを使うと燃料カットになるので2%の燃費が改善されます。止まる前に早めにアクセルを離し、エンジンブレーキで減速しましょう。坂道を下る時にもエンジンブレーキを活用すると良いでしょう。
④停止時
車は停止中でもエンジンがかかっていれば燃料を消費します。環境省のデータによると、10分間アイドリングをした場合、普通車で0.14Lのガソリンを消費しています。仮に1日5分間アイドリングストップを行うことで、ガソリンを0.07L、年間約2,000円の節約が可能とされています。さらに二酸化炭素(CO2)を年間39Lもの削減が可能で、環境にも優しいことがわかります。
ただし、アイドリングストップの停止時間が5秒未満の場合、アイドリングストップによって抑えた燃料よりも発進時に消費する燃料のほうが上回ってしまい、結果的に燃費が悪くなります。先の状況をよく見て、アイドリングストップを心掛けましょう。
続いては車の使用に関しての燃費アップ術🎵
⑤暖機運転はほどほどに
現在のガソリン乗用車において、暖機運転は基本的に不要です。しかしエンジン開始直後に急加速すれば当然燃費は悪くなりますので、回転数(アクセルの踏み具合)を一定に保ちつつ5〜10分運転するウォームアップ走行が良いでしょう。
⑥エアコンの温度を調整しよう
エアコンの利用で燃費は10%超悪くなると言われています。気象条件に対応し、こまめに車内の温度調整を行いましょう。早く車内の温度を下げたいときは、熱い空気を追い出してから冷房をつけるとより効果的です。 外の空気を取り入れる「外気導入」モードで暑い空気を車内から追い出したら、外気をある程度抑えることができる「内気循環」モードに切り替え、冷房から出る冷たい空気を循環させると効率的に冷やせます。
⑦タイヤの空気圧をチェックしよう
タイヤの空気圧が適正空気圧より50kPa(キロパスカル)不足していると、リッター当たり4~7円も損をするというデータもあります。安全のためにもこまめなチェックが大切です。
⑧不要な荷物は積まない
車の燃費は荷物の重さで変わります。必要のない荷物は載せないようにしましょう。
⑨道路交通情報の有効活用
地図やカーナビを活用し、走行ルートなどをあらかじめ計画しておきましょう。1時間のドライブで道に迷い10分余計に走行するだけで17%程度燃費が悪化するというデータもあります。渋滞を避け燃費と時間を節約することを心掛けましょう。
⑩駐車に注意
交通の妨げになるような場所に駐車することにより交通渋滞を引き起こし、余分な燃費が排出されます。時速が40㎞から20㎞に落ちると、31%もの燃費が悪化します。
■まとめ
急加速や急減速をしない、アイドリングストップ、タイヤの適正空気圧など、普段から気を付けて運転していればエコドライブが達成できることがわかりました。ひとつひとつは小さな対処ですが、それが積み重なれば燃費にも環境にも貢献できますし、普段からエコドライブを意識して運転することで、事故を防ぐ意識にもつながると考えました。ガソリン代はまだまだ高い状態が続くと見込まれていますが、この「燃費アップ!10のススメ」でお財布にも環境にも優しい運転を実践いただけたら幸いです!